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(債務超過・赤字でも大丈夫)資金調達は社債で!

資金調達をしたいと思ったときに、まっさきに検討するのが銀行でしょう。でも銀行には格付けと呼ばれるシステムがあって、財務内容が良くないなどという”よろしくない会社”は銀行からお金を借りることができません。格付けは、過去の借入・返済の状況や決算書の内容から判断されます。つまり、過去においてリスケをしている、赤字決算である、債務超過の状況であるという場合には銀行から借りることは困難です。

商工会議所経由でマル経融資を受けるのは一つのおすすめです。ただマル経融資も対象会社に制限があり、すべての会社が利用できるわけではありません。

そこで社債はいかがでしょう?おすすめです。

 

社債といってもピンと来ないかもしれません。それは当然でして、社債を発行しているのは大企業のみ、中小企業においてはほとんど使用例がありません。下記は帝国データバンクからの引用です。

http://www.tdb.co.jp/report/specia/pdf/130806.pdf

・資本金 10百万円未満    0.07%

・資本金 50百万円未満    0.96%

・資本金 1億円未満         1.49%

 

でも声をかけるのが49名以下であれば、簡単に社債を発行することができるのです。少人数私募債と言います。

<少人数私募債の特徴>

・借入金額を自由に決められる

・金利を自由に決められる

・返済期間も自由

・金利にオプションをつけられる(自社の利用券や割引券など)

・社債を発行できる会社に制限がない(赤字でも債務超過でもOK)

・簡単なので発行コストが安い

 

<大事なこと>

大事なことは、投資をしてくれる人に、きちんと返済できるんだという説明をしなければならないということです。返済できることを証明するには、事業計画を明確にし、また定期的にレポートをする必要があります。赤字決算でも債務超過でもOKなのですが、なぜ赤字決算であり、今後どのように返済していくつもりなのかなどは説明できる必要があるでしょう。

 

なによりも、投資の対象となる事業が魅力的であることが基本です。魅力的であれば社債を発行する価値は大きいでしょう。

 

<事例>

・ワイン製造会社

ブドウは木を植えてから3年くらいしないと最初の収穫ができないそうです。ということは売り上げがあがるのは、事業開始から3年とか4年を要することになります。銀行のローンでは難しいかもしれません。そのような場合に、社債で資金調達し、返済開始は4年後とすれば、その問題はクリアできます。また金利としてワインを投資家にあげるのもいいですね。

 

<クラウドファンディングとの相性>

社債はクラウドファンディングとの相性もよいです。オプションを付けるなどは、まさにクラウドファンディングですね。

身近な人には社債で、世の中の人にはクラウドファンディングを使って資金調達ということはすごくスムーズです。

 

弊税理士法人では社債発行のお手伝いをさせていただいております。ご興味がありましたらご連絡ください。


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