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オーストラリアのPayroll tax

今年の3月は多くの方の個人所得税の申告を担当させていただきました。その中でオーストラリアで納税された方の確定申告を行いました。

一つ困ったことがあったのですが、日本語では有益な情報が全くなかったので、備忘録的にメモです。

オーストラリアは、日本と同じく国税と地方税(州税)があります。国税については、7月~6月までが一つの会計年度になります。いわゆる給与所得は毎月源泉徴収により納税をするのですが、すべてのサラリーマンに確定申告義務があります。6月以降に確定申告をすることによって、源泉徴収された税金の還付を受けるわけです。源泉徴収の税率が高いため、確定申告をすることによって、ほぼ必ず還付を受けることができます。(ただ実際は確定申告が面倒で、確定申告をしない人も多くいるそうですが)

もちろんこの確定申告によって確定した税額は、日本との二重課税状態であれば、日本において外国税額控除の対象になります。

そして州税についてはPayroll taxというのがあって、毎月の額面給与の額のうち一定額を州に納めることになっています。シドニーのあるNSW州であれば5.45%(2013年)です。ただこれは雇用主が納税義務者となる税金であって、給与から天引きするものではありません。したがって、日本の外国税額控除の計算上、Payroll taxは外国税額に含めないものになると思います。

オーストラリアは縁があるのですが、2年前にシドニーマラソンに参加したのが最後です。また近いうちに行きたいものです。


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