ページの先頭です

FacebookのMark Zuckerberg(マークザッカーバーグ)の節税

今年の後半はIPOバブルだったとかで、多くの企業が新規上場を果たしました。上場を果たすと、創業者たちは多額の創業者利益としての資産を有することになります。それは大変うらやましいことなのですが、その当事者たちは次のステージとして新たな悩みを有することになります。それは税金です。

正直有効な節税の手段というのはないのが実際です。それではIPOの本場である米国ではどうなっているのか調べてみました。そうすると早速以下の記事が出てきました。

Zuckerberg to sell Facebook shares worth about $2.3 billion

http://www.reuters.com/article/2013/12/19/us-facebook-offering-idUSBRE9BI0H820131219

ほうほう。日本でZuckさんと言えば、サッカー日本代表監督ザッケローニですが、アメリカでZuckさんと言えばFacebookの創始者ザッカーバーグさんです。ザッカーバーグさんは、2012年のIPOで日本円にして約2000億円ほどの資産を得たようです。そしてご多分に漏れず税金に困っています。この記事は、「税金を払うために、230億相当の株式を売った」ということです。

ここで興味を持ったのでもう少し調べてみると、以下の記事が出てきました。

Zuck never has to pay taxes again

http://edition.cnn.com/2013/04/09/opinion/mccaffery-zuckerberg-taxes/

今年2013年4月におけるオピニオン記事です。非常に長いのですが、要約すると以下のことが書いてあります。

・ザッカーバーグは、6セントで行使できるストックオプションを保有していたが、それは一時期42ドルまで高騰した。

・アメリカの税法では、ストックオプションの行使益は給与所得と考える。((注)日本では税制適格のストックオプションであれば、行使益は非課税であり、譲渡時にキャピタルゲイン課税がなされます)

・なので、彼は株価が高い時にストックオプションの行使はしない。株価が低かったIPO期間中にストックオプションの行使をし、株価を釣り上げている。

・アメリカの税法では給与所得にかかる税率は最大50%であるが、キャピタルゲインに係る税率はそれよりも極めて低い。

・IPOが終わってから、ザッカーバーグは株を売って、巨額の現金を得た。そしてその利益に対する税率は極めて低い。

・今後彼は、スティーブジョブスがそうしたように、給与所得は極めて低くするだろう。

・・・という内容です。まぁ、要はIPO利益に対する有効な節税手段はない、という理解ですかね???

一応Kindleで本書いてます。よろしければご覧ください。

税理士試験 一度も落ちずに短期間で確実に合格する方法 [Kindle版]

http://www.amazon.co.jp/dp/B00F1TG400/


アーカイブ

著書紹介