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経営理念について考えてみました

経営理念は、会社を存続していくうえで非常に大事だと思わされる機会がありました。以前にサラリーマンをしていた時に、自社の経営理念をよく目にしていました。でもその時は何とも思っていませんでした。ちなみに私がMicrosoft(現日本マイクロソフト社)で働いていた時の企業理念(Mission)は「世界中の人にPCを」でしたが、当時は、経営理念でメシが食えるか、くらいの気持ちでした。

マイクロソフトの例でいえば、デスクトップPCやノートPC、タブレットやスマートフォンなど様々な端末に製品を提供しています。そのような戦略をとっている根源的な理由が、当時の企業理念である「世界中の人にPCを」だったと、今にして思うと考えます。違う経営理念であれば、もっと違う経営戦略だったはずです。

自分が税理士になって経営者の相談にのったり、そして自分自身が会計事務所の経営者になったときに、いろんな問題で悩むようになりました。それは、サラリーマンの時では考えなかった問題でした。

会社を経営していくうえで悩むヒトモノカネの問題、それを解決する基準が経営理念なんだと思っています。TMF税理士法人の経営理念は「自分の知識で、お客様を少しでも幸せに」そして「承認欲求をお金に換える」です。

 

「自分の知識で、お客様を少しでも幸せに」

法律上は、税理士の仕事は”会計帳簿書類を作成し、適正な税務申告を行う”となっています。

それ自体は間違いではないです。しかし、税理士の仕事は、命の次に大事なお金を預かる責任のある仕事です。単なる帳簿や税務申告書を作成するのは当然のこと、その帳簿や申告書の作成を通じてお客様の状況を把握し、そして自分たちの知識や経験を用いて、今までより少しでもよくなればと考えて仕事しています。

 

「承認欲求をお金に換える」

そして税理士の仕事というのは、完璧にできて当たり前の仕事です。間違いだらけの申告書ではお話になりません。しかし単なる帳簿書類や申告書の作成だけではなく、お客様の期待を少し超えるサービスを提供したときに、「ありがとう」と言ってもらえるのだと思います。この仕事はお客様の会社の経営者に「ありがとう」と言ってもらえる素晴らしい仕事です。まさに人間が本能的に持っている承認欲求を満たすことができる仕事だと思っています。

 

そのような仕事を積極的にやっていきたいと思っています。もし自分たちが仕事で悩むことがあれば、その理念に照らして、自分の答えが適正かと常に問い続けたいと考えています。それが自分が税理士として仕事している理由であり、経営理念なのでしょう。


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