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Apple Payにみるベンチャー企業の事業ドメイン

昨日、興味深い話を聞くことができたので、備忘録代わりにブログを。

 

その話とは、「Apple payでSquareはどうなるのか?

 

TechCrunchから一部引用

http://jp.techcrunch.com/2014/09/10/20140909announces-mobile-payments-solution-called-apple-pay/

Appleは今朝(米国時間9/9)開催されたプレスイベントで、新しいiPhoneはモバイル支払機能をサポートすると発表した。この支払システムは指紋認証のTouch IDとNFC〔近距離無線通信〕テクノロジーを利用する。ユーザーは特に新たな手続きをしなくても、既存のiTunesアカウントに登録しているクレジットカードで支払いが可能となる。巨大な既存ユーザーを擁していることがモバイル支払参入にあたってAppleの最大の武器となるだろう(引用終わり)

 

Squareというのはご存知の方も多いと思いますが、簡単にカード決済ができるサービスを提供するベンチャー企業です。Squareがサービス提供をしていた領域に、いきなりAppleが参入してきたわけです。恐らくSquareは今後の展開が厳しくなるのではないかと予想されます。

ベンチャー企業は、ニッチな領域を事業ドメインにしてサービスを展開するわけですが、その事業ドメインに全く関係のない大企業が参入してくることがあるわけです。Squareも、起業の時にはまさかAppleが競合になることは考えていなかったでしょう。いままで以上に、ベンチャー企業はスピード感を持って市場シェアをとることを求められているのだと思います。

グノシーについて、巨額な当期純損失を計上したことが話題になり、私もコメントしましたが、

http://earstage.net/web/archives/216  (グノシーの決算公告を見て)

この巨額な純損失というのも、早く市場シェアをとるための巨額な広告宣伝費を投入したというスピード感の現れだと考えると合理的のようにも思えます。

 

起業をするのであれば、

・何が何でもスピード感を持って市場シェアを獲得する

・大企業が絶対参入しないような事業ドメインで勝負する

といういずれかを意識しておかなければならないな、と感じた次第です。


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