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その”価格据え置き”には覚悟があるか?

消費税が増税されてから約2か月が過ぎようとしています。5%の時の価格をそのまま今になっても引き継いでいるお店もチラホラと見受けられます。”価格据え置き”というものですね。

(私の家の近所にあったノボリです。これは転嫁対策特別措置法的にちょっとグレーですが・・・) IMG_0864

 

 

 

 

 

 

例えば5%時代に税込980円で販売していた商品は、8%になると税込1,007円になります。1000円を超えてしまうので、売上が落ちてしまうのではないかと不安になります。だから8%になっても税込980円で価格を据え置く、という気持ちはわかります。

大企業であれば、それでもいいかもしれません。コスト削減などで利益を確保できるかもしれません。しかし中小企業であれば、コスト削減にも限界があります。本当にそれでいいのでしょうか?そこに抜けている視点がないでしょうか?

 “価格を据え置く”という経営の意思決定は、”社長や従業員の給料を減らす”ということと同じなのだ、ということです。中小企業の多くにおいては、給与の大小に直結するのは利益の大小です。決して売上の大小ではありません。

確かに、値上げするというのは勇気のいることです。売上が減るかもしれないし、お客さんが離れるかもしれません。でも、値上げをしないということは、給与を減らすという意思決定をしているのと同じだということを本当に認識されているのかどうか。

今後、消費税は10%に上がることは間違いありません。モノの値段が上昇しているなかで、給与を下げるという意思決定をするというのは本当に良いことなのでしょうか?今一度、経営者の皆様には考えていただきたいと思うのです。

 


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