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家賃の前受(4月分の家賃を3月に支払った時の消費税は?)

消費税率引き上げに伴う価格転嫁について、チームを組んで対応しております。

そのチームのメンバーの中で質問がありました。

「2014年3月中に4月分の家賃を支払った場合、消費税率は5%でいいのか?」

これは私がとあるところでセミナーをした際に受けた質問です。その時私は「いえいえ8%ですよ」と回答しました。もちろんこれには前提があります。一つ目は貸付けに係る経過措置の適用がないこと、二つ目は大家さんが収益計上していない、ということです。その2つの条件のもとでは、8%ですと回答しました。

その回答について、チームのメンバーから質問がありました。「他の税理士のブログには5%でいいと言ってる人もいるけど…」と。

じぇじぇじぇ

確かに調べてみると、そのようなことを書いてるブログもありますね。ただ私は以下のように考えています。9-1-20で前受部分が除かれて、9-1-27に流れて、9-1-27では4月分であれば、4月の税率を使えよ、ということになるかと。

消費税基本通達9-1-20 (賃貸借契約に基づく使用料等を対価とする資産の譲渡等の時期)

 資産の賃貸借契約に基づいて支払を受ける使用料等の額(前受けに係る額を除く。) を対価とする資産の譲渡等の時期は、当該契約又は慣習によりその支払を受けるべき日とする。

9-1-27 

資産の譲渡等に係る前受金、仮受金に係る資産の譲渡等の時期は、法第18条《小規模事業者に係る資産の譲渡等の時期等の特例》の規定の適用を受ける事業者を除き、現実に資産の譲渡等を行った時となることに留意する。

回答したときは、「当たり前じゃないか」と思ってましたけど、ちょっとグレーゾーンですね。どうなんでしょう。ただ5%であろうが、8%であろうが、国税庁から明確なQ&Aが出ていない以上、法令根拠をもって対応することは重要かと考えています。

 


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